2016年9月24日土曜日

南米 ブラジル② ~砂漠に突如出現する幻の湖 レンソイスマラニャンセス国立公園~

30代の旅日記。
学生時代から海外旅行、とりわけ世界遺産を巡ることが大好きで、
合計60か国以上旅した筆者が世界の見どころを紹介するブログです。

7回目は前回に引き続きブラジルのレンソイスマラニャンセス国立公園をご紹介。


【ブラジル(ブラジル連邦共和国)】
 〈地域〉南米
 〈言語〉ポルトガル語
 〈首都〉ブラジリア(サンティアゴ・デ・チレ)
 〈時差〉12~14時間(日本より12~14時間遅れ。地域によって時差は異なる。)
 〈アクセス〉日本からの直行便はなく、乗り継ぎが必要。アトランタ・ダラスからの乗り換えが一般的。
 〈通貨〉レアル(R$)センターボ(Centavo)。1R$=100Centavo.
     ※1USドル=3.26R$(2016年9月16日現在。)
       現在の為替レートはこちら
 〈ビサ〉目的に応じたビザの取得が必要。観光の場合、90日間のビザを申請し、取得後90日
     以内に入国する必要がある。
     ※こちらのサイトがよくまとめてくれています。
 〈パスポートの制約〉入国時に残存期間が6か月以上必要。   
 〈旅のベストシーズン〉6~8月。

【評価】
 必訪度 ★★★★☆ 
 秘境度 ★★★★☆
 アクセス★★★☆☆
 食事  ★★☆☆☆
 便利度 ★★☆☆☆
 物価  ★★★★☆(日本よりも3~5割程度高い。)
  
【一言】
 拠点となるバヘリーニャスの村から砂丘の入り口まで、荒れた道をジープで
 1時間ほど走ったところにあるのがレンソイスマラニャンセス国立公園。
 砂丘を上ると、一面広がる砂漠地帯にところどころ青い湖が出現している。
 砂丘の砂は、石英という透明な決勝でできており、日が当たると湖の青と
 砂の白のコントラストが美しく広がる。
 1日眺めていても飽きることのないこの絶景はブラジルに訪れたら必ず
 見ておきたい景色の一つだ。



(砂漠に点在する湖たち。雨季が終わるとただの砂漠に戻ってしまうらしい)



(あらかじめ水着を持っていけば、普通に泳ぐこともできる。筆者はロストバゲージで、手荷物が
 アメリカに置き去りになってしまっていたため、下着で飛び込みました・・・)




(湖の水は透き通っている。魚が泳いでいることもあるらしい)

南米 ブラジル ~恐ろしいほどの迫力! 世界最大の滝 イグアスの滝~


30代の旅日記。
学生時代から海外旅行、とりわけ世界遺産を巡ることが大好きで、
合計60か国以上旅した筆者が世界の見どころを紹介するブログです。

6回目はブラジルのイグアスの滝をご紹介。


【ブラジル(ブラジル連邦共和国)】
 〈地域〉南米
 〈言語〉ポルトガル語
 〈首都〉ブラジリア(サンティアゴ・デ・チレ)
 〈時差〉12~14時間(日本より12~14時間遅れ。地域によって時差は異なる。)
 〈アクセス〉日本からの直行便はなく、乗り継ぎが必要。アトランタ・ダラスからの乗り換えが一般的。
 〈通貨〉レアル(R$)センターボ(Centavo)。1R$=100Centavo.
     ※1USドル=3.26R$(2016年9月16日現在。)
       現在の為替レートはこちら
 〈ビサ〉目的に応じたビザの取得が必要。観光の場合、90日間のビザを申請し、取得後90日
     以内に入国する必要がある。
     ※こちらのサイトがよくまとめてくれています。
 〈パスポートの制約〉入国時に残存期間が6か月以上必要。   
 〈旅のベストシーズン〉11~4月。

【評価】
 必訪度 ★★★★★ 
 秘境度 ★★☆☆
 アクセス★★★☆☆
 食事  ★★☆☆☆
 便利度 ★★★☆☆
 物価  ★★★★☆(日本よりも3~5割程度高い。)
  
【一言】
 ブラジルとアルゼンチン、パラグアイの3国の国境が接する大河パラナ川の支流の
 イグアス川にある世界最長の幅を誇るイグアスの滝。
 数㎞先からでもわかるほど膨大な水しぶきの白煙をあげて、世界最大の大瀑布を
 形成している。この驚異的な迫力と神秘的な美しさで世界に知られている。
 なお、ブラジルとアルゼンチンの国境にかかるイグアスの滝は、いずれの国からでも
 行くことができる。
 主にブラジル側では滝の中断にせり出した展望台からの迫力ある眺めを満喫でき、
 一方で、アルゼンチン側では、イグアスの滝の中でも最大の「悪魔ののどぶえ」と
 呼ばれる滝をすぐ上から見下ろすことができる。







(アルゼンチン側は、滝のそばから迫力ある風景を見ることができる)



(イグアスの滝は実は多種多様な生き物がおり、それだけでも十分楽しめたりする)


(ブラジル側は全景を楽しめる。総じて美しい景観が多い。)

南米 チリ ~謎のモアイ像が立ち並ぶ絶海の孤島 イースター島~


30代の旅日記。
学生時代から海外旅行、とりわけ世界遺産を巡ることが大好きで、
合計60か国以上旅した筆者が世界の見どころを紹介するブログです。

5回目はチリのイースター島をご紹介。


【チリ(チリ共和国)】
 〈地域〉中東
 〈言語〉スペイン語(首都や観光地では英語が通じる)
 〈首都〉サンティアゴ(サンティアゴ・デ・チレ)
 〈時差〉12時間(日本より12時間遅れ)
 〈アクセス〉日本からの直行便はなく、乗り継ぎが必要。アトランタ・ダラスからの乗り換えが一般的。
 〈通貨〉チリ・ペソ($)センターボ(Centavo)。1$=100Centavo.
     ※1USドル=674.7$(2016年9月16日現在。)
       現在の為替レートはこちら
 〈ビサ〉3か月以内の観光ならビザは不要。
 〈パスポートの制約〉入国時に残存期間が6か月以上必要。   
 〈旅のベストシーズン〉11~5月。

【評価】
 必訪度 ★★★★☆ 
 秘境度 ★★★★☆
 アクセス★★☆☆☆
 食事  ★★★☆☆
 便利度 ★★☆☆☆
 物価  ★★★☆☆(日本と大きく変わらない。)
  
【一言】
 イースター島はポリネシア系先住民の言葉ではラパ・ヌイと呼ばれる。
 南米大陸のチリ・サンティアゴから3800kmも離れた太平洋上の絶海の孤島で
 三角形をした面積180㎢の火山島。
 4~5世紀にポリネシア系住民が先祖を崇拝するために、島内300か所ほどの祭壇
 アフに建てたものが有名なモアイ像である。
 これは、高さ5~10mもある石の巨像で、全部で900近くにも及ぶ。
 手足のない奇妙な格好で、いずれも海岸沿いに海を背にして立っている。
 一体何の目的で作られたのか、また、どうやって作ったのかは謎に包まれているが、
 その神秘の石像は一度は触れてみたいものだ。



(モアイ像。某K社のアクションゲームでこいつと五右衛門をよく愛用していました。)




(島内にはいたるところに無造作にモアイが設置されている)



(海岸に立ち並ぶ15体のモアイ像。これが一番有名かな。)

中東 ヨルダン② ~インディ・ジョーンズ『最後の聖戦』の舞台 ペトラ遺跡~


30代の旅日記。
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4回目は引き続きヨルダン。今回はペトラ遺跡をご紹介。


【ヨルダン(ヨルダン・ハシミテ王国)】
 〈地域〉中東
 〈言語〉アラビア語(首都や観光地では英語が通じる)
 〈首都〉アンマン
 〈時差〉7時間(日本より7時間早い)
 〈アクセス〉日本からの直行便はなく、乗り継ぎが必要。ドバイ・ドーハ・イスタンブールからの乗り換えが一般的。
 〈通貨〉ヨルダン・ディナール(JD)フィルス(Fils)。1JD=1000Filsと。略号はs/.)
     ※1USドル=0.70JD(2016年9月16日現在。)
       現在の為替レートはこちら
 〈ビサ〉現地の空港または国境で1か月滞在可能なシングルビザを無料で取得可能。
 〈パスポートの制約〉ビザ取得時に残存期間が6か月以上必要。   
 〈旅のベストシーズン〉6~9月。

【評価】
 必訪度 ★★★☆☆ 
 秘境度 ★★★☆☆
 アクセス★★★☆☆
 食事  ★★☆☆☆
 便利度 ★★☆☆☆
 物価  ★★★★☆(安い)
  
【一言】
 ヨルダン国内で最初に世界遺産に登録された巨大な遺跡群。
 ペトラは砂岩をくり抜いて作られた遺跡だが、その遺跡に到達するには大きな
 岩盤の隙間を抜けていかねばならず、難攻不落の秘密の要塞として知られていた。
 
 入り口から、シークと呼ばれる細い道まで1.5kmほど砂利道が続き、その後、
 シークを2kmほど進むと、突然視界が開け、エル・ハズネEl Khaznehと呼ばれる宝物殿に至る。
 このエル・ハズネが映画インディジョーンズ『最後の聖戦』の舞台となった場所で、
 シークからエル・ハズネが現れる瞬間はまさに映画のワンシーンがフラッシュバックする。
 ぜひとも一度見てみたい場所の一つだ。





(シーク。この道が延々と続く。大体30分くらい歩くとエル・ハズネに到着。)





(シークの隙間から見えるエル・ハズネ。インディジョーンズの世界を味わえる。なお、
 かなりの観光客がここで写真を撮るため、どうしても人が入ってしまう(笑)。)





(エル・ハズネ。残念ながら中にはいることはできない。)

中東 ヨルダン ~不思議な浮遊体験 死海~

30代の旅日記。
学生時代から海外旅行、とりわけ世界遺産を巡ることが大好きで、
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3回目はヨルダンの死海をご紹介。


【ヨルダン(ヨルダン・ハシミテ王国)】
 〈地域〉中東
 〈言語〉アラビア語(首都や観光地では英語が通じる)
 〈首都〉アンマン
 〈時差〉7時間(日本より7時間早い)
 〈アクセス〉日本からの直行便はなく、乗り継ぎが必要。ドバイ・ドーハ・イスタンブールからの乗り換えが一般的。
 〈通貨〉ヨルダン・ディナール(JD)フィルス(Fils)。1JD=1000Filsと。略号はs/.)
     ※1USドル=0.53JD(2016年9月16日現在)
 〈ビサ〉現地の空港または国境で1か月滞在可能なシングルビザを無料で取得可能。
 〈パスポートの制約〉ビザ取得時に残存期間が6か月以上必要。   
 〈旅のベストシーズン〉6~9月。

【評価】
 必訪度 ★★★★★ 
 秘境度 ★★☆☆☆
 アクセス★★★★☆
 食事  ★★☆☆☆
 便利度 ★★☆☆☆
 物価  ★★★★☆(安い)
  
【一言】
 地球上でもっとも低い海抜マイナス420mにあるのが死海。
 塩分濃度が非常に高く*1、その名のとおり、生物が住むことができない湖として有名だ。
 死海は水に入っていくと、自然と足が浮いてしまう*2。
 うまく体をコントロールいないと、横になったり一回転してしまうので要注意。
 また、死海の水はなめてみると、しょっぱいをとおり越して『痛い(舌がしびれる)』ので
 決して飲んでみようなどとは思わないことも重要だ。
 なお、塩分濃度が極めて高いので、長時間入っていると、手がふやけたり、粘膜の薄い部分*3が
 痛くなってくるので、長くとも5分程度にしておこう
 *130%程度。海水が3.5%程度ということからも非常に高いことがわかる。
 *2私の場合、腰あたりまでつかると、次の一歩で足を地面につけることができなかった。
 *3陰部やお尻の穴が痛くなる・・・。





(死海を堪能するために、マリオットホテルに泊まり、プライベートビーチを利用



(無料で泥パックができるところがあったので丹念に体に塗る。死海の泥はミネラル
 たっぷりなので、お肌がすべすべになります(笑)。)



(腰までつかると自然と体が浮いてしまいます。波があるので、水が目に入らないよう要注意!)

南米 ペルー ~感動間違いなし! インカ帝国幻の空中都市 マチュピチュ~

30代の旅日記。
学生時代から海外旅行、とりわけ世界遺産を巡ることが大好きで、
合計60か国以上旅した筆者が世界の見どころを紹介するブログです。

2回目はペルーのマチュピチュをご紹介。

【ペルー(ペルー共和国)】
 〈地域〉南アメリカ
 〈言語〉スペイン語(全体的にはスペイン語だが、山岳地域のインディヘナはケチュア語、ティティカカ湖周辺はアイマラ語)
 〈首都〉リマ
 〈時差〉14時間(日本より14時間遅れ)
 〈アクセス〉日本からの直行便はなく、乗り継ぎが必要。米国(ダラス、アトランタ、マイアミ等)からの乗り換えが一般的。
 〈通貨〉ヌエボ・ソル(Sol。略号はs/.)※1USドル=3.3s/.(2016年9月16日現在)
 〈ビサ〉最大183日までの滞在ならビザは不要。
 〈パスポートの制約〉日本帰国まであれば問題なし。ただし、北米を経由する場合は6か月以上の残存有効日数を求められるので、ペルー滞在日数プラス6か月以上の残存有効期間が必要。   
 〈旅のベストシーズン〉通年(ただし、乾季は非常に込み合うので、列車の予約は必須。

【評価】
 必訪度 ★★★★★ 
 秘境度 ★★★☆☆
 アクセス★★★☆☆
 食事  ★★☆☆☆
 便利度 ★★☆☆☆
  
【一言】
 ジグザグの山道を上り詰めると、目の前に突然石造りの都市が現れる。空中都市と
 呼ばれるマチュピチュだ。標高2400m付近に位置しており、ふもとからは約400mの
 差がある。断崖ととがった山々に囲まれ、はるか下を流れるウルバンバ川流域は密林に
 おおわれたジャングル。
 ふもとからその姿を確認することができず、空中からしか存在を確認できないことが
 “空中都市”と呼ばれるゆえんだ。
 
 段々畑や広場に囲まれた市街には、狭い石畳道沿いに花崗岩の切石を組み合わせた、
 宮殿、神殿、高塔、住宅、倉庫などがぎっしりと立ち並ぶ。
 石組みの壁は大小町々の大きさにも関わらず、隙間が全くなく積まれている。
 インカの石工技術の精巧さには驚嘆する。

 いつまで眺めていても飽きないこの美しい都市は、必訪間違いなしだ。





(マチュピチュの全景。周囲は断崖で、まさに空中都市の名に相応しい)




(マチュピチュ内にはリャマが普通に歩いている)



(住居跡。石を積み上げて作っただけのもの)




(遺跡内は段々畑ようになっている。これを上るのはなかなか体力が必要)

南米 ボリビア ~奇跡の絶景 ウユニ塩湖~


30代の旅日記。
学生時代から海外旅行、とりわけ世界遺産を巡ることが大好きで、
合計60か国以上旅した筆者が世界の見どころを紹介するブログです。

まず1回目はボリビアのウユニ塩湖をご紹介。

【ボリビア(ボリビア多民族国)】
 〈地域〉南アメリカ
 〈言語〉スペイン語(先住民族の間ではアイマラ語、ケチュア語などの土着言語も用いられる
 〈首都〉スクレ(事実上の首都はラ・パス)
 〈時差〉13時間
 〈アクセス〉日本からの直行便はなく、乗り継ぎが必要。マイアミ(米国)からの乗り換えが一般的。
 〈通貨〉ボリビアーノ(Bs)※1USドル=6.9Bs
 〈ビサ〉観光目的なら不要。
 〈パスポートの制約〉入国時に6か月以上
 〈旅のベストシーズン〉12~3月(雨季)

【評価】
 必訪度 ★★★★★ 
 秘境度 ★★★★☆
 アクセス★★☆☆☆
 食事  ★★☆☆☆
 便利度 ★★☆☆☆
  
【一言】
 日の出や星空を映し出す世界最大の鏡。
 アンデス山脈のほぼ中央、標高3700mのボリビア西部の高原に東西南北250kmに
 広がる真っ白い塩の湖、それがウユニ塩湖。
 水は完全に干上がり、塩が沈殿している。
 強風により作られる四角形から六角形の風紋が美しい。
 乾季の6~11月には、まるで雪原のような湖が堪能できる。
 雨季の12~3月には、5cmほど水がたまって、地上から空までの光景が湖面に移り、
 湖全体が”世界最大の鏡″と化す。
 晴れると、日中は青空や白い雲が、一泊すると、夕日や星空、日の出が上下対象に
 湖面に写る。
 地平線がどこかわからない不思議な風景、感覚が味わえるウユニ塩湖はまさに
 「死ぬまでに訪れたい絶景」の一つだろう。



(ウユニ塩湖名物トリックアート。一面が塩の大地だからこそできる遠近法を利用した一枚。)




(トリックアートをとってる姿は結構シュールだったりします)



(有名な水鏡。筆者は乾季に行きましたが、年中水鏡が見られるところを紹介してもらって
 ラッキーでした。)